自己肯定感

 自己肯定感とは、人生における自分の価値や存在意義を認める感情です。

 自分を認められなければ、日々の生活から現在、未来に対してマイナス思考になってしまいがちです。

 しかし実は、この自己肯定感は私たちの日々の生活の中で意識的にも無意識的にもいつも接している感情でもあります。それだけ人生を左右する重要な要素だということです。

 自己肯定感を高めることが、今後の人生を切り拓き、良い結果をもたらしていけるといってもいいでしょう。

 きっずぱれっとに通ってこられる子ども達は、失敗体験を積み重ねやすく、“できないこと”を人と比べて、劣等感を感じやすく、どうしても自己肯定感が低くなってしまいがちです。

 自己肯定感が低い状態では、活動に対してのやる気や意欲が低下していて、時には活動に取り組む事すらできない状態になってしまうこともあるので、自己肯定感を高めていくことがとても大切になります。

 では、自己肯定感を高めるためにとても重要なことがあります。

 それは“褒め、認める”ことです。

  “褒める”とは、子どもが頑張った時や何かができるようになった時、よい結果を出した時やその過程において、「頑張ったね」「すごいね」といったように、一緒に喜び、子どもの努力や達成、その過程について“褒める“ことです。

 “褒める”ことは、とても大切ことですが、それだけでは、自己肯定感はうまく育まれません。

 “認める“とは、何か特別なことがなくても、親の無条件の愛情のように、子どもの存在自体を認めてあげることです。 “褒め、認める”ことが、子どもの自己肯定感を育み、生きる力につながるのです。